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2012.4.14  「環境=地球温暖化のみ」という思考停止の発想をやめて、スマートでクリーンな次世代の技術に進んでもらいたい。何のために反対し、妨害しているのか?
 資料1の2012年4月12日付日経新聞記事で述べている「原子力発電は二酸化炭素(CO2)排出が少なく、地球温暖化に貢献し、原子力発電を使った場合の二酸化炭素排出削減量10~15%」というのは、まさに自民党麻生政権の目標であった。つまり、福島原発事故を経験しても、2008~9年時点に戻った目標を提示しているのである。そして、原発の稼働再開を強く望んでいるのは、電力会社及びその電力会社と割安の電力購入契約をしているらしい経団連の一部企業であるが、近視眼的な自分の会社の利害で国益を左右する意見を述べるとは情けない。

 この数年間、資料2、資料3のように、建材に太陽光発電を組み込む新しい技術が開発されたり、水力、風力、地熱、潮汐発電など、燃料がいらず、我が国のエネルギー自給率向上に貢献する技術が実用化できることが確実になっている。 四葉

 「環境問題」は、地球温暖化だけではないのだ。いったん事故を起こせば、人が制御できなくなり、広範囲に被害を及ぼす原発などは、真っ先に排除すべき選択肢である。「環境=地球温暖化のみ」という思考停止の発想を、いい加減にやめて、次世代のスマートでクリーンな技術に進み、世界のトップランナーを目指してもらいたい。反対者は、何のために反対し、妨害しているのか?

資料1:http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E3E0E2E09B8DE3E0E2E6E0E2E3E09797E0E2E2E2  
温暖化ガス削減、中環審が複数素案 原発依存度などで区分 (日経新聞 2012/4/12)
(ポイント)中央環境審議会(環境相の諮問機関)は12日、2030年に向けた温暖化ガスの排出削減目標の素案を示した。森林吸収と海外からの排出権取得分を除く国内削減量は、30年時点で1990年比10~39%減を提示。二酸化炭素(CO2)排出の少ない原子力発電が当初の想定通りに稼働できなくなったことから、20年までに25%減らすとした現行の政府目標は見直しを迫られている。政府が今通常国会に提出している原子力規制関連法案では、原発の寿命を原則40年とすることを明記。野田佳彦首相は新増設をしない方針も表明済みで、30年時点の原発依存度は10~15%になるとの見方が多い。12日の中環審では委員から「蓋然性が高い10~15%で排出削減量を試算すべきだ」といった声が相次いだ。今後、政府として25%削減目標を見直す公算が大きく、今回の中環審の試算が新目標のたたき台となる。

参考2: http://www.aist.go.jp/aist_j/science_town/living/living_02/living_02_01.html 産業技術総合研究所(産総研)、窓ガラスのように光をとおし太陽光で発電する「透明な太陽電池」の開発に成功
(ポイント)産総研が開発した「透明な太陽電池」は、目に見える可視光までの光をとおし、目には見えない、人体に有害な紫外光で発電する画期的な太陽電池で、「透明」なものへのこだわりが生んだ、「透明な太陽電池」。その向こうには、大きな可能性が透けて見える。

参考3:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0412&f=business_0412_011.shtml 超薄膜のLED材料を開発、ガラス窓発電も可能に (2012/04/12)
(ポイント)青色発光ダイオード(LED)の材料でもある半導体の窒化ガリウムの超薄膜を、低コストでつくる方法をNTT物性科学基礎研究所のチームが開発し、12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。やわらかく曲げられる薄型LEDや、ガラス窓に貼る太陽電池などへの応用が可能。同研究所の小林康之主幹研究員は「紙やプラスチック、金属などにも貼り付けられ、応用範囲が大きく広がる」と話す。発電するガラス窓も期待できるという。

*下の「続き」をクリックすると、資料1の全文が出てきます。

続き▽
| 環境::2012.10~11 | 09:34 PM | comments (x) | trackback (x) |

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