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2012.4.12 世界中の原発を終わらせよう
 やはり、福島第一原子力発電所3号機の爆発は、水素爆発ではなく、原子爆弾の爆発に似た即発臨界だったらしい。そして、政府は、国民にそれを隠していた。現実は、核燃料が爆発して広範囲に飛び散り、放射性物質で汚染された水が海に流れ出し、土壌も汚染されているのに、人の被曝限度に関する基準を甘くしてそこに住めると言い、食品に含まれる放射性物質の基準を甘くして、そこで生産した食品を食べろと言う。そして、放射性物質を含む大量の瓦礫を受け入れて広域処理に協力しない者は協調性がないと言われる。しかし、それらの安全基準は、科学的根拠も乏しく、目的に応じてどのようにでも変えたものだ。ここまで、人の命と健康をないがしろにするとは信じられないが、下の記事を読めば、私が信じられないと思いながら見ていた事実が、やはり本当だったことがわかります・・・。 あうっ

*参考ブログ: http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-577.html
仏独共同の国営放送局ARTE 「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」
監督:ミヒャエル・ミュラー/ペーター・F・ミュラー/フィリップ・アブレシュから 
(抜粋)最大の過ちはなによりも、これほど地震の多い国に原発を建設したということです。実際に核の事故が起きてしまえば、帳消しにできない足跡をとてつもなく長い時間に渡って残すことになってしまい、それは決して許されないことだからです。
(クロンプ氏)
この建物は基礎を残して、上がほとんど数秒の間に爆発で木っ端微塵に飛び散り、鉄骨が見えるだけの状態になってしまったのです。ということは、上から覗けば、原子炉の上のほうが見える状態になっている。圧力容器や、何年も保管しなければならない使用済み燃料プールが、なんの保護も覆いもなく、露出しているという状態なのです。
(ガンダーセン氏)
実際は、4号機が一番危険なのです。燃料棒は原子炉から取り出され、燃料プールに入れられていました。つまり、安全を確保する格納容器の外にあるわけです。
(中略)
  

 5番目のスライドで3号機の爆発が始まります。鋭い閃光が走るのが見えています。これは即発臨界の始まりを示します。建物の右の部分から炎が突き抜けます。そして、こここそ、燃料プールがある場所なのです。ですから私は、燃料プール自体が爆発の原因であったと考えているのです。爆発がピークに達した時、黒煙とともに、がれきが木っ端微塵に飛び散るのが見えます。燃料も中に入っています。燃料にはウランとプルトニウムが入っています。そしてプルトニウムに関しては、25万年も環境に留まるのです。この煙は約1キロも空中に上昇しています。
燃料プールから燃料が吹き飛ぶには、燃料が異常な熱と異常な速度を持たなければいけません。これを私たちは即発臨界、と呼んでいます。これは原子爆弾に似ていますが、それほどはひどくないというところです。これは核分裂の連鎖反応であり、非常に高い速度で進行し、水という水がすべて蒸発して原子炉の金属も溶かし、燃料がプールから上に吹き飛ばされて、何マイルもの領域にわたって降り注いだのです。
(中略)
(バスビー教授)
日本の北部はすべて失われてしまったといっていい。私は誰にも、早く避難しなさい、と勧めてきました。これが私の心からの忠告です、早く逃げなさい、と。あそこはもう、危険な場所なのです。
(ガンダーセン氏)
福島の事故では、死人は、道路に倒れていたりはしません。ガン患者は、違った死に方をします。人々は、10年、20年後に、ガンで亡くなっていくのです。福島ではガン疾患率が高くなり、少なくとも100万人は新しいガン患者が出ると思われます。しかし、原子力産業は、この数字を公表したくはないでしょう。それは、世界中で、原子炉の終わりを、意味することになるからです。

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続き▽
| 原発::2011.12~2012.5 | 08:17 PM | comments (x) | trackback (x) |

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