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2012.12.23 玄海原発訴訟について
 「原発なくそう!九州玄海訴訟」が佐賀地裁に起こされた。原告団長は、佐賀大学の長谷川照前学長(73)で、京都大学出身の理学博士であり、筋の通った立派な方だ。また、私は、佐賀医大の学長だった方から、「佐賀医大に入院する患者で、原発の近くの地域の人に、特定の疾患が多いですよ」と言われたことがある。

 そのため、私は、*2のような立派な原告団で真正面から格調高く、「憲法が保障する生存権・人格権の侵害」として提訴したことはすごいことで、是非、勝って欲しいと思っている。原発の環境問題という側面からは、世界の原発を止める一歩となって欲しい。

 *1のように、原告団は、福島第1原発事故によって「安全神話は虚偽だった」とし、玄海原発は、一旦、事故が起これば偏西風によって日本列島を広く汚染する可能性が高いため、玄海原発の稼働は「憲法が保障する生存権や人格権を侵害している」として提訴しており、原発の設置・稼働は、国の原子力行政に基づくとして、被告に国も加えているそうだ。応援できる方は、応援して下さい。

*1:http://www.saga-s.co.jp/news/genkai_pluthermal.0.2357761.article.html
(佐賀新聞 2012年12月21日) 全都道府県から5千人超 玄海原発停止訴訟
 佐賀など41都道府県の4923人が、国と九州電力に玄海原発全4基(東松浦郡玄海町)の操業停止を求めている訴訟で、新たに570人が20日、佐賀地裁に提訴した。提訴は第5次。これまで空白だった福井や青森など6県からも加わり、原告は全都道府県の5493人となった。
 提訴行動には、原告と弁護団ら約30人が参加。提訴後の集会で弁護団幹事長の東島浩幸弁護士は「全都道府県から原告が参加したことで、各地の原発を止める運動にも広がりが期待できる」と話した。訴状では、昨年の福島第1原発の事故で4基が制御不能となり「安全神話は虚偽」と主張。玄海原発の操業が、憲法が保障する人格権や生存権を侵害するとしている。
 次回の口頭弁論は3月22日に開かれる。

*2:http://yaplog.jp/10000saiban/archive/2
 私たちは『玄海原発』を廃止するために裁判を起こします。あなたも裁判に参加しませんか?
東京電力福島第一原子力発電所の事故は、未曾有の放射能汚染を引き起こし、原発周辺地域における住民の歴史と文化、生活を奪い去り、日本列島や周辺国の人々や環境に対しても深刻な犠牲を強いています。3.11以降の経過は、原発事故が地震や津波のような天災ではなく人災にほかならないこと、原子力発電システムの「安全神話」は虚構であり、人々が安全かつ平穏に生活する権利を蹂躙するものであること、原子力エネルギーを技術的にコントロールできるという考えは「幻想」であり、原子力エネルギーは「荒廃と犠牲」そして破局への道であることを教えてくれました。
 ところが、人災としての原発事故の徹底した原因究明や、多数の原発を立地してきた国や電力会社等の責任を解明する作業も行わないままに、原発の再稼働を進める動きが始まっています。しかし、地震列島 日本に原発は危険すぎます。日本にある全ての原発を廃止して、再生可能なエネルギーにより安全で安心して暮らせる社会を子孫に残すことは、私たちの責任だと思います。
 私たちは、全国で始まっている『原発ゼロ』を目指す運動と連帯し、その一環として、最初に私たちの地元に立地している『玄海原子力発電所』を廃止する裁判に取り組みます。裁判では「安全神話」を振りかざして人倫に反する原発政策を推進してきた国と電力会社の責任を徹底的に解明したいと考えています。私たちと共に裁判に参加したいとお考えの方は、下記連絡先に 郵便・FAX・メールにて資料をご請求ください。皆さんのお力をお貸しください。

 呼びかけ人<順不同/敬称略>
 長谷川照(佐賀大学学長・原子核理論学)、半田 駿(佐賀大学教授・地球物理学)、豊島耕一(佐賀大学教授)、三好栄作(九州大学名誉教授・理論化学)、森 正明(元九州大学教授・臨床薬学)、上原周三(九州大学名誉教授・放射線医学)、岡本良治(九州工業大学名誉教授・原子核物理学)、石川捷治(久留米大学教授・政治学)、戸田 清(長崎大学教授・環境社会学)、原田正純(元熊本学園大学教授・医師)、花田昌宣(熊本学園大学教授・水俣学)、宮本憲一(元滋賀大学学長・環境経済学)、東島浩幸(元佐賀県弁護士会会長)、池永 満(元福岡県弁護士会会長)、原 章夫(元長崎県弁護士会会長)、三藤省三(元熊本県弁護士会会長)、清源善二郎(元大分県弁護士会会長)、松田公利(元宮崎県弁護士会会長)、森 雅美(元鹿児島県弁護士会会長)

 <資料請求先>
 〒838-0068
 福岡県朝倉市甘木1193-1
 弁護士法人 奔流法律事務所 朝倉オフィス 気付
 原発なくそう!九州玄海訴訟準備会(仮)
 TEL 0946-23-9933
 FAX 0946-21-5100
 E-MAIL:no-genpatsu@bengoshi-honryu.com

 〒840-0825 佐賀市中央本町1-10ニュー寺元ビル3階
 佐賀中央法律事務所
 TEL 0952-25-3121
 FAX 0952-25-3123

| 原発::2012.10~12 | 05:13 PM | comments (x) | trackback (x) |

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