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2011.12.19 金正日総書記死去の後に、何が起こるべきか
 韓国の歴史教科書によると、「1945年の太平洋戦争終了後、朝鮮は、アメリカとソ連により38度線で
南北に分断され、統一民族国家を樹立できなかった」とされているが、現在、ソ連は、自由主義経済に
移行している。それなら、金正日総書記死去を区切りとしてなすべきは、前から朝鮮民族の悲願であっ
た朝鮮民族国家を統一し、民主主義国家を建設することであろう。 チューリップビル工場四葉

 それを妨げる要因として、これまで、北朝鮮の崩壊による北朝鮮からの難民流入に、中国も韓国も我
が国も対応しきれないということが挙げられてきたが、日本では、東日本大震災の津波被害により、新
たな建設工事の仕事が増加し、かつ、福島第一原発事故により、農地や森林の除染と再造成が必要
になっている。そして、予算がついた今、すでに賃金が上昇し始めている状況であるため、北朝鮮から
の難民が来ても仕事を与えられる。もちろん、外国人労働者にも、日本人労働者と同様に労災は付け
なければならないし、きちんとした管理をするのは当然であるが、労働者が増えることにより、賃金は、
Reasonableな範囲に抑えられ、比較的安上がりの復興ができて、我が国とってもプラスである。

 従って、ベルリンの壁の崩壊同様、平和裏に朝鮮民族国家の統一ができれば言うことはないが、
最悪の事態も考えられ、韓国の李明博大統領は、すでに活動を開始しているようである。そのため、
我が国は、米韓と協力し、バックで朝鮮民族国家の統一を支援して、一時的(3~5年)には、難民
の受け皿になれるよう、粛々と準備を進めるべきである。

(以下、参考資料)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20111219-00000871-fnn-int 
Yahoo Japan ニュース
金正日総書記死去 韓国の李明博大統領、米ロ首脳と電話会談
<要約>
 北朝鮮の金正日総書記が死去し、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は、アメリカのオバマ大統領
に続き、ロシアのメドベージェフ大統領とも電話会談をした。李大統領は、午後3時から開いた関係閣
僚会議の席上、今回の事態で朝鮮半島の安定が脅かされてはいけないと発言をしている。
 また、アメリカのオバマ大統領は、韓国の李大統領と緊急の電話会談を行い、事態の推移を見守り
つつ、連携を密にしていくことで一致した。オバマ大統領は、電話会談の中で「朝鮮半島の安定と同盟
国である韓国の安全保障に対し強く関与していく」とのアメリカの姿勢をあらためて強調した。
 一方、中国外務省の報道官は、記者会見で深い哀悼の意を表明したうえで、金総書記のこれまでの
業績をたたえた。中国外務省報道官は「金正日総書記は、北朝鮮の偉大な指導者であり、中国の親し
い友人であり、朝鮮社会主義の発展や中朝の友好協力関係の発展に重要な貢献をした」と話した。ま
た、報道官は「朝鮮人民はこの悲しみを力に変え、心を1つにして、北朝鮮の社会主義を引き続き前に
進めることができると信じている」と述べた。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/278675
西日本新聞
 今回の報道を受けて、さてあの国の何がどう変わるか、などとのんきに構えている場合ではない。
国民を窮状から救い、国家犯罪による拉致被害者を故国に帰す。国際社会の目と力をまずはそこに
向けさせるすべはないものか。政治家はこういう時のためにいる。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2104972.article.html
佐賀新聞
 佐賀大学の森善宣准教授は、「今後の統治体制は不透明なので、韓国の動向にも注視し、今後の
日朝関係については、国交正常化交渉など、すべて仕切り直し。大統領選を控える韓国は北朝鮮と
の関係改善のために弔問外交なども予想され、日本は両国の動きも注視しながら対応すべき」と話し
ている。


| 外交・防衛::2010.10~2012.12 | 01:45 PM | comments (x) | trackback (x) |

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