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2012.6.16 どうしても大飯原発の再稼動を進めたい人は誰でしょうか?
 「 http://www.ustream.tv/recorded/13775234 」は、弁護士でフリージャーナリストの日隅一雄さんが、福一原発事故の東電記者会見で、汚染水放流の判断理由と責任者について質問している動画です。この動画のインターネット報道後、視聴者から服の色の「オレンジ」というニックネームがつけられたそうですが、東電担当者の中には、日隅さんを睨み付けている人もおり、口では「すみません」と言いつつ、ポイントについてはなかなか答えていません。そして、汚染水は、現在でも流れ出し続けており、国や経済産業省の漁業に関する認識の甘さには、驚くほどのものがあります。後に、水俣病と同じような公害問題に発展することが予想されるのに、大メディアの記者は、記録するでもなく、何か質問するでもなく、ぼーっとしているのが印象的です。これは、記者クラブ制で、会社の方針により大本営発表しているからだそうで、まれに詳しい記者がいて、いい質問をしていると配置転換されたのだそうです。また、フリージャーナリストは、何度も排除されたとのことでした。 怒

 そのように隠し事の多い中、*2のように、今また、大飯原発が再稼動寸前です。何度も書きますが、発電燃料は代替可能で安くもでき、国民生活や国土は代替不能です。*1のように、専門家を中心とした原告団が玄海原発の運転差し止め訴訟も始めています。野田佳彦首相や福井県知事にも、自らが政治を志した理念(まさか、なかったなんて言わないでしょうね!)を思い出してもらいたいと思います。

 なお、関西電力大飯原発の30km圏内には、京都府・滋賀県の一部が入り、100km圏内には、京都府・滋賀県の全域と福井県の殆ど、兵庫県・大阪府・岐阜県の一部が入りますので、これら地元の承諾は、最低必要でしょう。

*1: http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/307933 (西日本新聞 2012/6/16)
「反原発」2度目の挑戦 長谷川原告団長が意見陳述
(ポイント)「原発建設を止められなかった科学者として社会的責任がある」。玄海原発の運転差し止め訴訟の法廷に立った前佐賀大学長の長谷川照(あきら)原告団長(73)は、半世紀近く前を振り返りながら意見陳述した。長谷川氏の専門は原子核理論。京都大卒業後の1967年、佐賀大に助手として赴任。当時、玄海町では九州初の原発となる玄海1号機の建設計画が進んでいた。「原発は時期尚早だ」。コントロールできない核の脅威を知る長谷川さんは、反原発の立場から数々の運動に参加。それでも施設は着工し、75年に営業運転が始まった。そして、学長退任の1年8カ月後に起きた東日本大震災で再び“反原発魂”に火が付いた。

*2: http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2226271.article.html (佐賀新聞号外 2012年6月16日) 大飯原発、再稼働へ 福井知事が同意
(ポイント)福井県の西川一誠知事は16日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働への同意を野田佳彦首相に官邸で伝えた。これを受け、政府は同日、再稼働を正式に決める。首相は知事に対し「福井県の決断に深く感謝したい」と述べた。 昨年3月の東京電力福島第1原発事故後、国内の原発の再稼働決定は初めて。5月5日に国内の商業用原発全50基が停止した「稼働原発ゼロ」は終わることになる。

| 原発::2012.6~8 | 01:40 PM | comments (x) | trackback (x) |

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