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2012.8.20 広島と長崎の平和祈念式典における核廃絶のメッセージとそれに続くアクションに感謝します。
      
   脱原発デザインで優勝した       広島平和祈念式典      長崎平和祈念式典
  北海道脱原発連合のポスター
  (↑こういう素敵なデザインの買物袋があると、女性が持ち歩いて意思表示をするのにいいですね)

 今年の広島、長崎の平和宣言には、*1のように「人類は核とは共存できない」として、脱原発のメッセージも入れられたことに感謝したい。ここから世界に発信してくれれば強い声になるからだ。また、*2のように、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)の世界大会が22日から広島市で開かれるのに合わせて、若手医師や学生が、長崎市から広島市まで自転車をこぎ、核廃絶や原発事故による健康被害を訴える「ピースバイク」を行うそうだが、こういうスマートでかっこいい訴え方もあることがわかったので、他の業種の方も参考にしてもらいたい。

 なお、次の総選挙は、「脱原発を速やかに行って、わが国がグリーンエネルギー革命を先導するか否か」「消費税増税をこのまま実行させるか否か」を争点にして行ってもらいたい。領土問題への対応は、「尖閣諸島が日本固有の領土である」という点については政党間に違いはないので、それではどう対応するのかを、マニフェストに明確に書いてもらえば足りると思う。私自身は、本当にわが国の領土であることが証明される限り、国境離島をしっかりと守って日本の領海を維持するとともに、漁業、天然ガス資源などの基地にしなければならないと思っている。

*1:http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ronsetu/2012/08/10111055.shtml
(長崎新聞 2012/08/10) 長崎平和宣言 力強さを失っていないか
(ポイント)9日の平和祈念式典で田上富久長崎市長が読み上げた今年の「長崎平和宣言」は、核兵器の非人道性に対する国際的理解の広がりに言及しつつ、「核兵器禁止条約(NWC)」の締結に向けた具体的な一歩を国際社会に求め、政府には被爆国としてのリーダーシップを発揮するよう要請した。
また、福島第1原発事故に関連して「これからも福島に寄り添い、応援し続ける」と表明。「放射能に脅かされることのない社会を再構築するための新しいエネルギー政策の目標と、そこに至る明確な具体策」を政府に求めた。・・中略・・また宣言は、放射能に脅かされることのない社会の「再構築」を訴えた。言葉尻をとらえるようだが、こうした社会は「再び」ではなく「新たに」築かれなければならないはずだ。原発の安全神話は「神話」でしかなく、しかも崩壊したのだ。・・中略・・30年前の82年には、自らの立脚点を「原爆の残酷さと死の恐怖を体験し、苦しみと絶望の極限に立つ者こそが、誰よりも戦争を完全に否定し、心から平和を求める境地に到達しうる」と表現している。平易な口語体が基調の今の平和宣言とは語り口から違う。しかし、そこを差し引いても、長崎の平和宣言は今、この力強さを失っていないか。世界のどの場所よりも戦争を憎み、核兵器を憎み、核の惨禍を超えた体験と確信に基づいて「人類と核は共存できない」と声を限りに訴え続けなければならない。被爆地にはその責任がある。

*2:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/317989
(西日本新聞 2012/8/11)核廃絶、自転車で訴え 若手医師ら「ピースバイク」
国際NGO、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)の世界大会が22日から広島市で開かれるのに合わせ、若手医師や学生が長崎市から広島市まで自転車をこぎ、核廃絶や原発事故による健康被害を訴える「ピースバイク」を行う。9日に長崎市を出発、福岡市など途中の都市でシンポジウムやポスター展を開く。ピースバイクは2006年、フィンランドのIPPNW世界大会を機に始まり、4回目。日本では初開催で、約20ヶ国40人ほどが参加する。今回のテーマは「競争から共生へ~今、私たちができること」。原爆を投下された長崎・広島、原発事故があったチェルノブイリ、福島など核の被害を訴えるポスター50枚を途中の都市のアーケードなどに展示する。福岡市では12日午後6時半からアクロス福岡(中央区天神)で、ピースバイクと連携する市民団体が企画した国際シンポジウムに参加。核廃絶や環境問題を考えるパネル討論に加わる。実行委員長で長崎大学病院の医師茅野龍馬さん(27)は「核問題に関心を持ってもらい、若い人たちを中心に議論する環境を根付かせたい」と話している。広島市には20日に到着する予定。シンポジウムの問い合わせは、092(715)0070

| 原発::2012.8~9 | 06:16 PM | comments (x) | trackback (x) |

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