■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024年03月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■OTHER■
左のCATEGORIES欄の該当部分をクリックすると、カテゴリー毎に、広津もと子の見解を見ることができます。また、ARCHIVESの見たい月をクリックすると、その月のカレンダーが一番上に出てきますので、その日付をクリックすると、見たい日の記録が出てきます。ただし、投稿のなかった日付は、クリックすることができないようになっています。

4/22 決算行政監視委員会 第1分科会(金融庁・農水省・経済産業省関係)にて、商品取引・商品先物取引についての質問




とうもろこしや原油価格の著しい値上げに関して、以下のような質問をし、金
融担当大臣や農林水産省・経済産業省の担当官に答えていただきました。

(1)現在、商品取引・商品先物取引が行われている国、市場、その役割に
   ついて、お答え下さい。

(2)最近のとうもろこしや原油の値段の異常な高騰には、需給の問題以外
   に、商品取引・商品先物取引への投機マネーの影響があったと思われ
   ます。

   ①とうもろこしの値段の上昇は、酪農や養鶏における餌代の高騰をもた
     らし、まじめに酪農や養鶏を営んでいる人に、その人たちの経営努力
     では如何ともし難いコスト高による経営難をもたらしました。もし、今後
     も、このようなことが続けば、国の支援にも限界があると考えられます。

     そして、投機マネーのような大量の資金が、まじめに酪農や養鶏を営
     んでいる人の経営を妨げるようなことになれば、実業を助けるはずの
     金融が、実業をつぶしてしまい、ひいては、金融においても、資金の
     投資先がない状況になります。
  
   ②また、燃油の高騰は、漁業における出漁を困難にしたとともに、ハウス
     農業や中小企業にも打撃を与え、まじめに「ものづくり」をしている人々
     に、大きな打撃を与えました。このようなことが短期的かつ頻繁に起こ
     れば、農業・漁業・商工業のような重要な産業でも、リスクが高すぎて
     できないということになり、後継者難がさらに激しくなるでしょう。

  そのため、生活の基盤となる食料・原料やエネルギーに対する商品取引・商
 品先物取引への投機マネーを規制する必要があると思います。もちろん、日本
 の市場だけで規制を行っても無意味であり、世界の市場、例えば、アメリカ、ヨ
 ーロッパ、中国の市場でも同じ行動が必要です。

  地球上の食料・エネルギー需給が逼迫してきている現在、投機は儲かるので、
 起こりやすくなります。そのため、是非、投機マネーによる短期間・一定以上の
 値上がりに対して、規制を行うことが必要であると思いますが、いかがでしょうか。


| 主に衆議院議員時代の活動::東京での活動 | 03:39 PM | comments (x) | trackback (x) |

PAGE TOP ↑