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2008,04,22, Tuesday
とうもろこしや原油価格の著しい値上げに関して、以下のような質問をし、金 融担当大臣や農林水産省・経済産業省の担当官に答えていただきました。 (1)現在、商品取引・商品先物取引が行われている国、市場、その役割に ついて、お答え下さい。 (2)最近のとうもろこしや原油の値段の異常な高騰には、需給の問題以外 に、商品取引・商品先物取引への投機マネーの影響があったと思われ ます。 ①とうもろこしの値段の上昇は、酪農や養鶏における餌代の高騰をもた らし、まじめに酪農や養鶏を営んでいる人に、その人たちの経営努力 では如何ともし難いコスト高による経営難をもたらしました。もし、今後 も、このようなことが続けば、国の支援にも限界があると考えられます。 そして、投機マネーのような大量の資金が、まじめに酪農や養鶏を営 んでいる人の経営を妨げるようなことになれば、実業を助けるはずの 金融が、実業をつぶしてしまい、ひいては、金融においても、資金の 投資先がない状況になります。 ②また、燃油の高騰は、漁業における出漁を困難にしたとともに、ハウス 農業や中小企業にも打撃を与え、まじめに「ものづくり」をしている人々 に、大きな打撃を与えました。このようなことが短期的かつ頻繁に起こ れば、農業・漁業・商工業のような重要な産業でも、リスクが高すぎて できないということになり、後継者難がさらに激しくなるでしょう。 そのため、生活の基盤となる食料・原料やエネルギーに対する商品取引・商 品先物取引への投機マネーを規制する必要があると思います。もちろん、日本 の市場だけで規制を行っても無意味であり、世界の市場、例えば、アメリカ、ヨ ーロッパ、中国の市場でも同じ行動が必要です。 地球上の食料・エネルギー需給が逼迫してきている現在、投機は儲かるので、 起こりやすくなります。そのため、是非、投機マネーによる短期間・一定以上の 値上がりに対して、規制を行うことが必要であると思いますが、いかがでしょうか。
| 主に衆議院議員時代の活動::東京での活動 | 03:39 PM | comments (x) | trackback (x) |
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