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2011,08,08, Monday
他の原発立地地域も同じ問題を抱えていると思いますが、私が事情を知っている玄海町についてのみ、2011年8月6日の佐賀新聞記事情報をもとにして、コメントします。
九州電力玄海原子力発電所3号機のプルサーマル受け入れに伴い、玄海町は、核燃料サイクル交付金を、2014年度までに、30億円交付されます。ちなみに、佐賀県は15億円、唐津市も15億円交付されます。 確かに原発はリスクがある、だから交付金をもらわなければ、立地させる自治体はないわけですが、玄海町は、その交付金を使って太陽や水素など新エネルギーを体験できる次世代エネルギーパークの整備を行っていました。私は、これは、Badな状況の中でのGoodな選択だったと思います。 次世代の自動車は、電気自動車と水素燃料自動車にするのが、環境への配慮という点でよいので、どんどん発電した電気で、水から水素(同時に酸素もできる)を作り、トラックなどの大型車は、ガソリンではなく、水素燃料で走らせる計画なのです。燃料が水素であれば、燃焼後には水しか出ませんし、水素の原料となる水は100%国産ですから、完璧です。 けれども、原発があることで、農林漁業や観光などの他産業に大きなリスクを抱え、企業誘致も進まないことは、前から言われていたものの、今回の福島原発事故で証明されました。 そのため、玄海町は、原発から撤退し、太陽光や水素などの新エネルギーを研究する次世代エネルギー研究所や潮流発電装置を仮屋湾の入り口に設置して発電した電気で、水素を作る工場を作ることにしたらどうですか? そちら向きに県をあげて努力した方が、次のエネルギー革命をリードすることができると思います。
| まちづくりと地域振興::2011.8~2014.4 | 10:01 AM | comments (x) | trackback (x) |
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