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2012.10.23 女性の先輩からの褒め言葉や評価は違うようです。
            

 上の写真の2012年のミス・インターナショナル世界大会で世界一になった佐賀県鳥栖市出身の吉松育美さんには、心から「おめでとう」と言いたい。そして、*1の記事で、大会後、吉松さんが「体形で勝る西洋人に勝つには自分のいい部分をアピールするしかないと思い、スピーチに力を入れた。女性は次世代のオピニオンリーダーになると思うので、自分がどのような活動をしていきたいかを話した」と知って、私は、これが本当の勝因だと思った。審査員にも共感する人が多かったに違いない。

 これに対し、*2のように、激励に沖縄を訪れた橋本鳥栖市長が、「自信と日本女性の謙虚さをもって臨んでいるのが伝わり、出場者の中でも光っていた。」と、勝因の一つを「日本女性の謙虚さ」としているが、これは男性中心の発想であり、浅い。世界の女性の美の基準はそうではないし、そう褒められても、日本女性でも嬉しくはなく返事に困る。もう日本女性も、それをはっきり言うべき時だろう。

 私は、吉松さんの勝因は、本人の言うとおり、①世界標準の中で自分の欠点となりそうなものをカバーするために、優れた部分を作ってアピールしたこと ②スピーチに力を入れ、女性が次世代のオピニオンリーダーになることを意識して、自分がどのような活動をしていきたいかを話したことであり、これが審査員の共感を得たのだと思う。 (ただし、前から女性がオピニオンリーダーしています)

 美しさは総合点だ。そして、その要因には、外形の美しさも大きいが、内容の深さから発せられるスピーチの内容とセンス、自信が元となって顔や身体から発せられる輝き、存在を認められ自信を持てることによって得られる幸福からくる本物の笑顔があると、私は思っている。 他の皆さんは、どう思いますか?

*1:http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2313777.article.html (佐賀新聞 2012年10月22日) ミス世界に鳥栖市観光大使、吉松さん
 2012年のミス・インターナショナル世界大会が21日、那覇市で開かれ、日本代表のモデル吉松育美さん(25)=佐賀県鳥栖市出身=が優勝した。1960年にスタートした同大会で日本代表が優勝するのは初めて。 大会後、吉松さんは「体形で勝る西洋人に勝つには自分のいい部分をアピールするしかないと思い、スピーチに力を入れた。女性は次世代のオピニオンリーダーになると思うので、自分がどのような活動をしていきたいかを話した」と勝因を語った。吉松さんは今年3月には鳥栖市観光大使に就任した。スポーツウーマンで、高校時代は陸上部で100メートルハードルの選手。ランニングが趣味で、今年の東京マラソンに出場し、完走した。吉松さんは「夢の中なのか現実か分からなくなった。もちろん優勝するつもりで大会に臨んだが、優勝できてほんとうにうれしい」と話した。報道関係者が選ぶ特別賞「ミス・フォトジェニック賞」も受賞した。今大会には69カ国・地域の代表が参加。沖縄開催は本土復帰40周年などを記念したもので、1975年の沖縄海洋博で開催されて以来、37年ぶり。沖縄県側が誘致した結果、今後2021年まで毎年、同県で開催されることになった。ミス・インターナショナルは世界の三大ミスコンの一つとされ、今回で52回目。

*2:http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2314311.article.html (佐賀新聞 2012年10月22日) 「ミス世界一」に故郷も喝采 パレード計画 
 リハーサル中の20日、激励に沖縄を訪れた橋本康志市長は「自信と日本女性の謙虚さをもって臨んでいるのが伝わり、出場者の中でも光っていた。世界一にはびっくりしたけど」と笑顔。「市民も昔から知っている“育美ちゃん”が世界一になった。いろんな分野で世界に向けて挑戦する人たちに、鳥栖と世界がつながっていることを見せてくれた」と誇らしげに語った。

| 報道の問題点::2012.4~2012.10 | 10:14 AM | comments (x) | trackback (x) |

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