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2008.12.20 在宅お世話宅配便発足20周年 第5回あわてん坊のクリスマス会&第2回生と死を考えるフォーラム 参加





在宅お世話宅配便発足20周年第5回あわてん坊のクリスマス会&第2回生と死を考える
フォーラムに、来賓として参加し、ご挨拶をしました。 女性

<ご挨拶>

・ただ今、ご紹介いただきました、衆議院議員の広津もと子でございます。

・本日、「在宅介護 お世話宅配便 発足20周年、第5回・あわてん坊のクリスマス会
 及び第2回・生と死を考えるフォーラム」のご開催、誠におめでとうございます。 

・まずは、何より、20年の長きにわたって、寝たきりゼロを目指し、活動して来られた、
 在宅介護・お世話宅配便の皆さまの先見性と実行力に、心から敬意を表します。

・15年ぐらい前、「“寝たきり”という言葉は、日本にはあるけれども、北欧にはない。
 その理由は、日本では、寝かせきりにしているけれども、北欧では、介護がしっかり
 していて、寝かせきりにしないからである。」と初めて聞いた時、私は、ショックを受け
 ました。

・一方で、仕事を持って働いている東大卒女性の同窓会で、先輩たちが、親の介護を
 しなければならなくなった時に、まだ、介護制度ができていなかったために、多くの
 エネルギーとお金を使って、親の介護を手伝ってくれる人を探し、大変な苦労をして、
 自分の仕事を続けており、その状況は、身につまされるものがありました。

・そこで、私をはじめ、東大卒女性の同窓会が最初に言い出して、数々の困難を乗り
 越え、要介護者を社会全体で支える新たな仕組みとして、2000年4月より介護保険
 制度が導入されました。

・けれども、介護は娘や嫁の仕事であるという先入観が強く、反対も多かったため、
 そろそろ親の介護が心配になる40歳以上を被保険者として、介護保険制度を導入
 したというのが裏話です。

・その後、20歳以上を対象にしたいとは思っておりますが、まだ、実現していません。
 スペインでは、日本に介護保険制度が導入されてすぐ、日本の失敗を見ながら、
 20歳以上を被保険者として、介護保険制度が導入されました。

・介護保険制度の施行当初は、社会的入院が大きな問題であり、自宅での介護を
 促す意図がありましたが、実際には、介護サービスがあっても、介護職員や資金
 の不足から利用者の必要に応じたサービスの提供が難しく、現在でも、自宅介護
 は困難なことが多くなっております。

・その結果、さしあたり「預けられる」入所介護施設の不足が、導入当初以来、解消
 されていない大きな問題となっております。

・そのような中、お世話宅配便のスローガンは「関わり合って育ち合おう」であり、
 「よりよく生きて欲しい」「寄り添うケア」を目指し、家庭の温かさで、寝たきりゼロを
 目指しており、本当に感謝の念に絶えません。

・私も、国会議員として、そして、将来は、自分もまた介護されなければならない一人
 の人間として、介護制度の充実に頑張ってまいることをお約束いたします。

・最後に、皆さまの今後、ますますのご活躍・ご多幸を祈念いたしまして、私のご祝辞
 とさせていただきます。本日は、お招きいただきまして、誠に有難うございました。


| 主に衆議院議員時代の活動::地元での活動 | 05:42 PM | comments (x) | trackback (x) |

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