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2011.8.20 実は、わが国は、放射性廃棄物の最終処分場も最終処分の方法も決まっていない。
 原発は、事故時のリスクが大きいだけでなく、使用済核燃料や廃棄する原発施設など、放射性廃棄物の最終処分場や処分方法ができておらず、以下のように問題点が多い。 

1)福島第一原発の後処理をし脱原発を進めるために、今後問題となるのは、廃棄する原発施設や
  使用済核燃料の処分である。しかし、わが国には、現在、放射性廃棄物の最終処分場はない。
2)使用済み核燃料のような高レベル放射性廃棄物の中には、半減期が長く、長期間(何万年~何
  億年)放射線を放出するものが多い。しかし、人間が作った容器の耐用年数は、せいぜい1000年
  くらいであり、その後は、高レベル放射性廃棄物は環境に露出する。
3)そのため、ドイツでは既に地下の岩塩層や廃鉱跡地に埋設処理することで具体的な対策を検討中
  であり、日本ではガラス固化体にして人間界から隔絶するために地下深くに埋設して処分する地層
  処分が、検討されている。ガラス固化後の高レベル放射性廃棄物が天然のウラン鉱石と同じ放射
  能レベルになるには数千年以上かかる。
4)日本での地層処分は、①地震や火山噴火等に耐えなければならない ②人の生活や農林漁業の
  ため、地下水汚染や海洋汚染がないようしなければならない ③人間が住む環境に影響を与えては
  ならない ④そのため、放射性廃棄物の最終的な処分対策・技術は、現在、必ずしも確立しておら
  ず、その結果、原子炉内の使用済燃料保管プールに大量の使用済燃料が保管され、危険を増して
  いる。

 マスメディアは、何故、このような本質的な情報を開示して議論しようとせず(知らなかったとは言わせない)、すべて菅首相初め政治家の責任ばかりを追求し、中身のない政局論争にうつつをぬかしていたのだろうか?

 メディアのそのような報道により、まっとうな政治家の方が仕事をやりにくくされている。そして、その報道ぶりは、魂のぬけたジャーナリズムであり、メディアとしての社会的責任を果たさない、最も批判されるべき行為だと思う。 雷曇りのち雨 


| 原発::2011.7~11 | 12:09 PM | comments (x) | trackback (x) |

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