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2011,09,05, Monday
菅直人首相が辞任する前に、「中間貯蔵施設は福島県内、それも原発周辺以外にはありえない」ということを明言されましたが、本当に中間貯蔵施設でいいのか、玄海原発のある佐賀三区を地元とする衆議院議員であったために知っていることも多いので、今日は、これについてコメントします。
「中間貯蔵施設を作る」と言えば、最終処分場ではないため保管期限があるだろうというイメージになり、人々にまた意味のない安心感を与えますが、それではまたまたごまかしになります。さらに、中間貯蔵施設ということで、本当に人間界から放射性物質を隔離するためのしっかりした施設を造らなくてもよいという印象を与え、安易な施設が造られては危険であり、問題です。 また、中間貯蔵施設を作るのであれば、次には最終処分場を作って移動することになり、二重の費用負担となって無駄使いも甚だしい上、大量の放射性廃棄物を輸送するのも危険です。そのため、放射性廃棄物の最終処分場を、福島原発のすぐ近くに造る以外にないでしょう。 私は、ドイツを参考に、地下水や海水に影響を与えないようにしながら、福島原発の近くの鉱山の跡地に埋設処理するか、地下(300m以上)深く掘って埋設処分するのがよいと思います。どちらの場合も、ガラス固化体にしてコンクリート詰めにし、人間界及びそれと関わりのある環境から隔絶することが必要です。 そのため、福島原発の周囲の、人が住めない地域の土地は国が買い取り、人が近づかないエリアを作って、原発事故の記念碑をたて、原発事故の記念公園として整備すればよいと思います。そして、原発事故資料館も作り、原発事故で受けた人間、農林漁業すべての本当の被害を開示するのです。ヒロシマ、ナガサキのようなイメージです。 読者の皆さまも、そのためになら、国民の税金を使っても許せると思いませんか?
| 原発::2011.7~11 | 09:50 AM | comments (x) | trackback (x) |
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