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2011,11,29, Tuesday
( http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2092585.article.html 佐賀新聞 2011.11.29武雄市震災がれき受け入れ )
<要約> 1)武雄市は、東日本大震災で発生したがれきを受け入れる方向で、3市4町でつくる杵藤地区 広域市町村圏組合(管理者・樋渡啓祐武雄市長)に提案することを決めた。来月6日に関係首 長会議を開いて協議する。 2)国は、焼却灰1キロ当たり8千ベクレル以下は埋め立て可能と判断している。 3)樋渡市長は「ボランティアなどで被災地を10回以上訪れたが、がれきが物理的にも心理的に も復旧・復興の最大の妨げになっている。被災地以外の自治体が引き受けなければならない」 と受け入れ提案の理由を話す。 <批判> 1)については、九州は、現在、クリーンな農産物・海産物の供給基地となっており、遠くから瓦礫 (がれき)を運んできて焼却するよりも、クリーンな食品を供給する方が、日本にとって重要な役 割を果たすことになります。そもそも、放射性物質は、人間界や環境と遮断して一箇所に閉じ込 めるのが基本であり、もともとクリーンな日本中のあちこちに広げるものではありません。 2)については、焼却灰1キロ当たり8千ベクレル以下は埋め立て可能というのが、根拠のない無 責任な基準です。原発事故後の政府の食品暫定基準の設定や今までの情報開示・報道ぶりを 見ていれば、もうわかっていなければならない時です。 (http://blog.goo.ne.jp/gimlidwf2011/e/e83072fb913d77424618be8a416ee1ab 、 http://www.rescuenow.net/2011/08/1-45.html 等 参照) 3)「がれきが物理的にも心理的にも復旧・復興の最大の妨げになっている」としていますが、だか らと言って、日本中に放射性物質をばら撒くのが親切で協調的な行動ではありません。現在、東 北・関東の人も、西日本のクリーンな食糧を求めているのであり、放射性物質に汚染されたがれき は、福島原発近辺の除染しても使えなくなった土地に集めて人間界や環境と遮断し、「原発事故 記念公園」として、人の立ち入りを禁止すべきです。そして、その土地で生活していた人が困らず、 健康に暮らせるように、新しい農地・漁場・家などを提供するのが、本当の親切でしょう。
| 瓦礫の広域処理 | 03:24 PM | comments (x) | trackback (x) |
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