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2011.12.26 九州は、全原発が停止して嬉しいが、再稼働を阻止すべきである。
(参考資料:佐賀新聞2011.12.26 :九州の原発すべて停止 玄海4号が定検入り)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2107914.article.html

<記事の要約とそれに対する批判>

●九州電力は25日夜、東松浦郡玄海町の玄海原発4号機(出力118万キロワット)の運転を
 停止し、定期検査を始めた。これで九電管内は玄海4基、川内(鹿児島県)2基の全原発が
 停止した。稼働原発がゼロになる電力会社は東北、中部、北陸電力、日本原子力発電に続き
 5社目で、国内商業炉54基のうち稼働中の原発は6基となる。安全評価の手続きに加え、九
 電にはやらせメール問題などでの不信もあり、再稼働のめどは立たない状況だ。

←積極的に、「再稼働はしない」という選択をしよう! 四葉

●九電の原発6基の合計出力は525・8万キロワット。発電設備容量の約4分の1を占めるため、
 最大需要見通し1457万キロワットに対する余力は0・8%まで低下する。政府や九電は、26
 日から来年2月3日の平日午前8時から午後9時まで(29日から1月4日を除く)の間、家庭や
 企業に前年比5%以上を目標とした節電を要請する。

←「原発停止=節電要請」というのは、東京電力が行ったのと同じ手法である。もう騙される人は
 いないと思うが・・。

●九電の当初計画では、1~3月の電力量のうち、火力で40%、原子力で35%を賄う予定だった
 が、全炉停止で原子力の分は大半を火力で補う見込み。火力燃料が増えたため、1日10億円
 程度の経費増という。

←国民が負担する発電のコストを考える時、電力会社が負担するコストのみを考慮して比較するの
 は、間違いである。国が原発立地自治体に対して出している補助金、原発事故時の人や農林漁
 業への補償費用、住めなくなる国土の損失分、事故後の除染や管理費用、核廃棄物の最終処分
 場建設及び未来に渡る管理費用も考慮しなければならない。

←また、今時、原発か輸入燃料による火力かという選択肢しか示せないこと自体、経済産業省と特
 殊な地域独占企業のタッグが招いた工夫のなさである。

| 原発::2011.12~2012.5 | 11:50 AM | comments (x) | trackback (x) |

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