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2012.1.19 原発のストレステストは、本当のストレステストとは言えない。
 経済産業省原子力安全・保安院は、関西電力の大飯原子力発電所3、4号機(福井県)について、
「ストレステスト」の1次評価を「妥当」とする審査書の素案をまとめたそうである。 汗

 しかしながら、ここで前提としている原発のストレステストは、原発の設計に基づいて行うコンピュ
ーター上のシミュレーションにすぎないため、実際にストレスがかかった場合、配管にヒビが入った
り、壊れたりする可能性については机上の空論であって、本当の耐性検査を行ったことにはならな
い。一方、自動車や家電などのストレステスト(耐性検査)は、物理的に何度も負荷をかけて、どこ
まで耐えられるかを調べるが、これとは大きな違いがある。

 つまり、原発の場合は、稼動させることを目的として、アリバイ作りのために、形だけの「ストレス
テスト」をしたものであり、信頼性はない。原子力ムラの意識の最も大きな問題は、このように、人
命を軽んじ、当たり前の安全性を追求して製造物責任を負うということをしない無責任体制にあるの
である。なぜこうなっているのかが解決のポイントだろう。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120118-OYT1T00992.htm
 (2012年1月19日 読売オンライン)
<要約> 
 経済産業省原子力安全・保安院は18日、関西電力の大飯原子力発電所3、4号機(福井県)に
 ついて、想定以上の津波や地震に対しても余裕があるとした同社の「ストレステスト(耐性検査)」
 の1次評価を「妥当」とする審査書の素案をまとめた。 
 
 *原発のストレステストとは:原発施設の設計に基づき、①想定以上の地震や津波が来た場合 
   ②テロリストによる攻撃を受けた場合 ③飛行機が墜落した場合などのシビア・アクシデントが
   あった場合、どのくらいの事故になるかをコンピュータシミュレーションにより予想するもの。スト
   レステストに不合格だった場合は、運転の停止をすることが原則


| 原発::2011.12~2012.5 | 11:34 AM | comments (x) | trackback (x) |

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