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2012.7.21 垂直離着陸輸送機オスプレイの搬入について
      
                オスプレイの予定訓練ルート                 オスプレイの機体

 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについては、その危険性や機体の完成度の低さにより、*1、*2などの反対論がある。しかし、私は、それに加えて、上の写真のように訓練ルートが日本国内を飛び回ることに、下の理由で反対である。
 1)日本の制空権は日本にあるので、いくら同盟軍でも自分の国のように日本の低空をアメリカ軍の
   ヘリが飛び回るのを黙っていることはおかしい。逆もできないのと同じである。
 2)危険は、墜落の危険だけではなく、詳細な写真による日本地図を作って利用されるということも
   ある。例えば、脱原発・そのほか、誰かにとって都合の悪いことを言っている団体のリーダーの
   住宅を選び、そこを特定して密かに攻撃することも可能になる。
 3)「訓練ルート」が次第に広がり、あらかじめ決められたコースから外れないなどという保証は全く
   ないし、決められたコースにあたる人もたまったものではない。
 4)従って、仮にオスプレイを搬入するとしても、日本国内は海上での訓練のみに制限すべきである。

*1:http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2250648.article.html
首相「地元理解に努力」 / オスプレイ岩国搬入で (佐賀新聞 2012年7月20日)
野田佳彦首相は20日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍岩国基地(山口県岩国市)搬入日程が固まったことを受け「安全性の確認状況をしっかり地元に説明し、理解いただけるよう努力したい」と述べ、岩国市などの説得に全力を上げる考えを示した。視察先の大分県日田市で記者団の質問に答えた。 政府は、オスプレイに関する安全管理の在り方を話し合う場として、日米双方の外務、防衛当局者が恒常的に日米地位協定の運用などを協議する合同委員会を活用したい考えだ。

*2:http://mainichi.jp/select/news/20120719k0000m010071000c.html
オスプレイ:与党から思わぬ反対論、政府困惑 (毎日新聞 2012年7月18日)
米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備をめぐり、政府・与党の足並みの乱れが拡大してきた。民主党の前原誠司政調会長は18日、安全確認を優先し配備を延期するよう主張。国民新党の下地幹郎幹事長はトン駐日米首席公使に、米軍岩国基地(山口県岩国市)への搬入先送りを直接要求した。与党から思わぬ反対論を突きつけられ、政府側は困惑を深めている。前原氏は名古屋市で開かれたミッドランド毎日フォーラム(毎日新聞社主催)で講演し、配備に絶対反対ではないとしながらも「安全確認が徹底され、しっかり訓練が行われなければ山口、沖縄の方々はおちおち寝られない」と指摘。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備日程を「一呼吸置く」よう求めた。一方、下地氏と駐日米大使館で面会したトン公使は、既にオスプレイが米国を出港したことを挙げ「いまごろ(反対と)言われても困る」と不快感を示した。「民意軽視」と17日に野田佳彦首相らを批判した前原氏の発言にも「当惑している」と伝えた。しかし下地氏は「(配備強行は)首相を政治的に追い込む」と反論した。

| 外交・防衛::2010.10~2012.12 | 10:51 AM | comments (x) | trackback (x) |

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