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2012,08,01, Wednesday
*3のように、西日本鉄道が「太陽光発電パネルを設置し、2013年10月から運用を始める」と言うのは歓迎ですが、鉄道は、下の理由で、もっと積極的なエネルギー産業への参入が可能であるため、JRなどは、電力子会社を作って、それを進めて欲しいと思います。
①*1のようなガラスソーラーパネル、*2のようなCIS新世代ソーラーパネルの出現により、駅舎などの建物で太陽光発電による創エネと省エネを行いながら快適な空間を作る技術ができた ②両面ソーラーパネルの屋根などを駅前の駐車場、駐輪場、列車乗り場などに採用すれば、広い面積で発電でき、駐車場に充電設備をつけて、電気自動車への充電サービスも可能になる ③鉄道会社は、線路に広い面積を有しているため、スマートなデザインの太陽光発電設備を置けば、大量の電気を作った上、景観も損なわない ④電車は直流モーターでも動くため、発電した電気を列車に使えば燃料費の低減が可能である ⑤地域間の大量送電のためには超電導電線(電気抵抗0)が有効であるが、線路の敷地にこれを設置すれば、少ない投資で送電会社になれる なお、同じ下地を持つものに、道路や高速道路があります。もう、空中に電線を張る時代ではありませんから、高速道路の建物・防音壁・駐車場に太陽光発電システムを採用して、超電導電線を引くことなども考えて下さい。 *1ガラス 両面 *2新世代 超電導電線 ソーラーパネル ソーラーパネル ソーラーパネル *1:http://www.taiyokogyo.co.jp/TSS/ ソーラーガラス 太陽スカイライトソーラーは、太陽熱の7割を吸収、2割を反射するという高機能をもったソーラーガラスシステムで、建材一体型のためデザインをそこなわず、あのガラスの開放感を味わいながら、暑くならない空間を実現できる。 *2:http://www.rakuten.co.jp/cis-nitten/ 新世代ソーラーパネル シリコン結晶を使わずに高い発電効率を実現した太陽電池で、黒色で建物とのデザイン性に優れる。 *3:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/315736 (西日本新聞 2012/7/31) 西鉄、太陽光発電に参入 太陽光発電事業への参入を検討していた西日本鉄道(福岡市)は30日、福岡県筑紫野市の電車検査工場屋根に出力500キロワットの太陽光発電パネルを設置する、と発表した。2013年10月から運用を始める。年間発電量は約49万キロワット時(一般家庭約140世帯分)を想定しており、全量を九州電力に売電。売電収入は年間1900万円を見込んでいる。投資額は約1億8千万円で、13年3月に着工する。会見した西鉄の竹島和幸社長は「収益はそれほど大きくないが、社会貢献として取り組む」と述べ、社有地を使ってさらに太陽光発電事業を拡大する考えも示した。
| 資源・エネルギー::2011.8~2012.9 | 09:57 AM | comments (x) | trackback (x) |
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