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2013.7.2 米国家安全保障局(NSA)による個人情報収集活動とそれを暴露したCIA元職員、エドワード・スノーデン氏について
         
   「ホント、人間界はひどいね」       「そうだ!」          「真面目にやれよ」

(1)メール記録収集・電話盗聴をしているのは米国だけで、されているのは米国人だけか?
 *1で明らかなように、「米国家安全保障局(NSA)が米Verizonに極秘に裁判所命令を出し、国内および国際通話に関するすべての情報を継続的に毎日NSAに提出するよう要請した」そうである。それでは、こういうことを行っているのは、1)米政府だけで、オバマ大統領に始まったことか? 2)米国人のみが対象か? について記載したい。

1)やっているのは米政府だけで、オバマ大統領に始まったことか?
 国際会議や国際交渉を行う時、大使館勤務になった時などに盗聴されていることが多いと聞いており、10年以上前、ある官僚がロシアに行った時、部屋が寒かったのでフロントまで行かずに、部屋の中で壁に向かって「部屋が寒い」と言ったところ、暖房の温度が上がったという笑い話もある。つまり、やっているのは米政府だけではなく、オバマ大統領が始めたのでもなく、日本国内でも行われているということだ。そして、その情報の解釈がおかしいこともある。そのため、私は、国会議員になる前に公認会計士をしていた頃から、電話では重要な話はせず、不特定多数の人に見られては困る事項は、郵便を使って連絡したり、会って話をしたりしてきた。また、PCは、メールだけではなく、“ウイルス”を使っているのか、パソコン内にあるファイルでさえ誰かに見られていると思うことがある。これは、インターネットに繋がないPCを持っておくことで対応するしかないが、あまり徹底していなかったので、これから徹底しよう。

2)米国人のみが対象か?
 目的はさまざまであるため、米国人だけが対象ではない。もちろん、その中には、日本人、日本企業、日本政府も入っており、その時点で情報価値のある人が特に狙われているだろう。それは仕方のないことだとは言わないが、最悪の場合の対応もしておくのが、危機管理である。

(2)スノーデン氏に対する日本メディアの評価(評論)の歪み
 私は、スノーデン氏は、黙っていたらCIAに勤務し続けて、結構よい生活ができたが、普通の人間には良心と比較した時に越えられない領域があり、スノーデン氏の場合はその領域を超えたため、命の危険すら顧みずに事実を暴露したのだと思う。それ以外には、大国アメリカを相手に、個人がこんな危ないことをする理由がない。それにもかかわらず、*2のように、スノーデン氏を変な方向から貶める論調が出始めているが、これが、全体主義・組織主義の中で、自らは正義と人権の感受性のスイッチを切っている体制派の日本のメディア記者の本質だと思う。そして、「『コンピューターの天才』と自称していた鼻持ちならない人間であるから、言う言葉は信用ならない」というのも、ワンパターンに歪んだ、次元の低い、人間に対する評論である。

*1:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130607/483111/?bpnet
(日経BP 2013/6/7)米国家安全保障局がVerizonユーザーの全通話記録を収集、英紙が報道
 米国家安全保障局(NSA)が米Verizonからサービス加入者の通話記録を収集していたことが、英紙Guardianが入手した極秘の裁判所命令から明らかになった。Guardianのオンライン版に現地時間2013年6月6日に掲載された記事によると、この極秘命令は、Verizonに対して国内および国際通話に関するすべての情報を、継続的に毎日NSAに提出するよう要請している。外国情報監視裁判所(FISC)が4月25日に発行したもので、7月19日までの3カ月間にデータを収集する無制限の権限を政府に認めている。同命令のもと、通話者双方の電話番号、位置情報、通話時間といった情報が引き渡されたが、会話の内容は含まれていないと、Guardianは報じている。George Bush元米大統領の政権下ではNSAによる大規模な通話記録収集の情報を政府高官が記者に開示したことがあったが、現在のBarack Obama大統領政権で大規模かつ継続的な記録収集の実施を示す極秘書類が漏えいしたのはこれが初めてとなる。この報道を受け、元米副大統領のAl Gore氏は「Twitter」に自身のアカウントから「胸が悪くなるほど許しがたいこと」とつぶやいている。また米電子フロンティア財団(EFF)は「米国議会と米国民は、政府のスパイ行為について大統領に真実を語らせるべきだ」とのコメントを発表した。Guardianは入手した極秘文書をWeb上に公開している。

*2:http://sankei.jp.msn.com/world/news/130629/amr13062908530002-n1.htm
(産経ニュース 2013.6.29) 「コンピューターの天才」を自称 CIA時代に米不信
 米国家安全保障局(NSA)による個人情報収集活動などを暴露した米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)。英米メディアの報道から浮き彫りになるのは、機密を扱う仕事に就いたことで自国への不信を強めていった姿だった。東部メリーランド州で育った容疑者は、高校時代にコンピューターに夢中になり、日本のアニメにも強い関心を持った。高校は中退した。
 米軍によると、2004年に陸軍特殊部隊の候補者として入隊したが、約5カ月後に除隊。入隊の動機は「人々をイラクの圧政から解放するため」だったという。メリーランド州に戻って警備員を務めた後、06年中旬にCIAに職を得た。最高機密を取り扱う資格を得て、CIA職員の身分を隠ぺいしながらジュネーブで米国務省員として活動する。同年、容疑者はあるインターネットサイトに、学歴のない自分が就職できたのは「コンピューターの天才だから」と書き込んだ。しかし、ジュネーブ時代の活動を通じて容疑者は「米政府の活動に失望した。自分がやっていることは、利益よりもはるかに多くの害を生んでいた」との思いを深めていく。一方、容疑者とみられる人物は、09年1月にイラン核問題に関する機密情報を報じた米紙などの漏洩行為をネット上のチャットで強く批判していた。同年にCIAを退職後、NSAの契約職員として在日米軍施設に勤務し、12年4月にハワイへ。今年3月、防衛関連コンサルティング企業でNSAの脅威監視センターのシステム管理者に就いた。両親と姉に迷惑が掛かることを心配していた容疑者。幼少の頃、母親と離婚した元沿岸警備隊幹部の父親は28日、米NBCテレビに出演し、容疑者は内部告発サイト「ウィキリークス」周辺に利用されていると主張。「息子は米国の法律を破ったが売国奴ではない」と擁護した。

| 民主主義・選挙・その他::2013.1~11 | 09:58 AM | comments (x) | trackback (x) |

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