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2013.7.6 ここまで無益な対応しかできない主体が、安全審査の申請をするなど、ずうずうしいにも程がある。そして、国の態度は、水俣病と同じ構図だ。
         
                    現在の送電線

 *1、*2の汚染水は、港湾だけではなく海に大量に流れ込んでいると考えるのが自然である。そして、ここまでくると、人間の手には負えないだろう。そのため、*3のような試験操業をするなど、無意味としか思えない。つまり、日本は、世界でも有数の漁場とそこに根付いていた優れた水産業・加工業を福島第一原発事故で失ったのであり、これも原発のコストなのである。

 消費者には、加齢以上の速度で消化器系の癌が増え始めているのだから、福島県漁連は、*3のように、この海域で漁を始めるようなことは考えてもらいたくない。国の基準以下なら、食べ続けても健康に影響はないと証明した人はいないのである。そして、これが、これまで原発で潤ってきたことのつけを払っている状態なのだ。

 そのような中、*4の柏崎刈羽原発の再稼働申請は、何をクリアしたからそういう話になったのか、意味不明である。新潟県も、優れた農産物、水産物を有しており、東電の利益より、よほど価値がある。

 電力会社は、これまで総括原価方式で優遇されて整備してきた送電設備とメンテナンス要員を含む送電会社を作って、新しい送電網ができる前にこれを売却し、キャッシュフローを得ればよい。これにより、徹底した発送電分離にも繋がり、一石二鳥である上、発送電分離こそ、新電力が普及する必要条件なのだから。

PS: *5のように、有機水銀を含んだ排水による水俣病も、無数の人間の一生を台無しにしてまで企業の保護を行い、国は、長期間認めなかった。そして現在、全く同じことが、規模を大きくして放射性物質による汚染でも行われようとしているのである。

*1:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013070401018
(時事ドットコム 2013/7/4) 港湾内のトリチウム濃度上昇=福島第1取水口付近-東電
 東京電力は4日、福島第1原発1~4号機取水口北側の港湾内で1日に採取した海水から、これまでで最高の1リットル当たり2200ベクレルのトリチウム(三重水素)を検出したと発表した。取水口北側では、6月21日採取分から1100ベクレル、24日採取分から1500ベクレルと、同地点で事故後最も高い値を続けて検出。28日採取分ではいったん半減したものの、改めて上昇に転じた。

*2:http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130706ddm002040143000c.html
(毎日新聞 2013年7月6日) 福島第1原発:高濃度汚染水検出 2号機、別の井戸で90万ベクレル 海から25メートルで検出
 東京電力は5日、福島第1原発2号機タービン建屋と海の間に新たに設けた観測用の井戸から、1リットル当たり90万ベクレルのストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が検出されたと発表した。この井戸の北東にある別の井戸から採取した水では3800ベクレルとなっており、200倍以上の濃度だった。2011年4月の事故直後に高濃度汚染水が漏れた地点に近く、東電は「一部が地中に残っている可能性がある」と説明している。東電によると、新しい井戸は海から約25メートルの地点に掘り、5日に水を採取。この井戸から23メートル北側の井戸からは、トリチウム(三重水素)最高50万ベクレル、ストロンチウム90が1000ベクレル含まれる高濃度の汚染水が検出され、海への汚染水流出が懸念されている。

*3:http://digital.asahi.com/articles/TKY201306240703.html?ref=comkiji_redirect&ref=reca
(朝日新聞 2013.6.25) 福島県漁連、いわき沖で試験操業を計画 原発港湾汚染、障害の恐れ
 福島県漁業協同組合連合会は24日の組合長会議で、同県いわき市沖で9月に試験操業を始める基本計画を了承した。だが、会議の終了後に、東京電力福島第一原発の港湾内で海水のトリチウム濃度が上昇していたことが判明。計画への影響を心配する声も出そうだ。試験操業はいわき市漁協が申請した。底引き網漁と船引き網漁を実施する。県のモニタリング調査で、魚の放射性セシウムが一部魚種をのぞき検出限界値未満となったためだ。実現すれば、昨年6月から行われている同県相馬市沖に続く試験操業となる。底引き網漁は魚を流通させる前提で、ミギガレイなど15種類を漁獲する。海域は同県楢葉町からいわき市にかけての、おおむね40キロ以上の沖合。船引き網漁は岸から10キロ以内でシラスをとる。震災前と同様に茨城県北茨城市の業者に水煮加工してもらうが、流通経路は未定。いずれも、いわき市の小名浜魚市場で放射性物質の検査をする。一方、県漁連はこの日、国と東京電力が求めていた福島第一原発の原子炉建屋に流入する前の地下水放出を了承しなかった。再度の説明会を求めている漁協があることや、「問題発生が相次いでいて決められない」などの意見があり、まとまらなかった。

*4:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013070590140421.html
(東京新聞 2013年7月5日) 再稼働申請 柏崎市長「信頼損ねる」 東電社長、新潟訪れ説明
 東京電力の広瀬直己社長は五日午前、停止中の柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働に向けた安全審査の申請方針を説明するため、柏崎市の会田洋市長、刈羽村の品田宏夫村長と相次ぎ会談し、原発の新規制基準で義務付けられたフィルター付きベント(排気)設備の設置を了解してもらえるよう要請した。会田市長は、東電が地元への説明前に審査申請を表明した対応手順を「信頼関係を損ねかねない」と批判した。会談終了後、審査申請自体については「手続きを踏まれた。良いとも悪いとも言えない。東電の問題」と話した。品田村長は「冷静に捉え、きちんと判断したい」と述べた。東電が原発再稼働で地元自治体と協議したのは、福島第一原発事故後初めて。広瀬社長は午後、新潟県庁で泉田裕彦知事とも会談する。泉田知事は、事前の地元説明がなかったことに「これ以上の地元軽視はない」と反発しており、再稼働協議は難航しそうだ。ベント設備設置の了解要請に会田市長は「検討する」と回答した。品田村長は会談後、記者団に「柏崎市と足並みをそろえて判断したい」と述べた。東電は福島第一原発事故の賠償費用や廃炉費用、火力発電の燃料費などがかさみ、二〇一三年三月期連結決算の純損益は事故後三年連続で巨額赤字となった。同社は銀行融資打ち切り回避などのため黒字化を急いでおり、柏崎刈羽原発の再稼働が不可欠と判断、全七基のうち年数がたっていない6、7号機の安全審査の申請を今月二日の取締役会で決めた。原発の新規制基準が施行される八日以降、速やかに原子力規制委員会に申請する方針だ。

*5:http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20130704/CK2013070402000193.html (東京新聞 2013年7月4日) 水俣病「体返して」 群大で講演 患者が病、差別語る
 前橋市の群馬大で二日、講演会「『水俣病』の経験から何を学ぶか」が開かれた。母親の胎内で水俣病になった「胎児性水俣病」と闘う熊本県水俣市の松永幸一郎さん(50)と永本賢二さん(53)が、病や差別と向き合ってきた経験を学生や市民ら約四十人に語った。水俣病は一九五六(昭和三十一)年に公式確認され、五九年には熊本大が原因物質を有機水銀であると発表したが、新日本窒素肥料(現在のチッソ)は六八年まで工場排水を流し続けた。六三年に生まれた松永さんは「排水がもっと早く止まっていれば…。くやしい。チッソが憎い」と語った。五歳になっても歩けなかったため親元を離れて十三年間施設で暮らした。いまは車いすを使っている。永本さんも幼少のころは歩けず、八歳まで三輪車を車いす代わりにして移動していた。通学路でほかの子どもから「よかね、補償金もらえて。アイスクリーム買ってくれよ」といじめられた経験を振り返り、「本当に情けない。補償金じゃないよ、体返してくれよ」と声を振り絞った。

| 原発::2013.5~7 | 09:16 AM | comments (x) | trackback (x) |

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