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2008,06,22, Sunday
多久市女性ネットワーク総会に来賓として参加し、ご挨拶しました。 男女共同参画の時代、女性も就労し、自立するのはよいことだと思いますし、 私たち女性の地域や職場での働きに期待も寄せられていますが、現在、まだ、 意思決定できる管理的地位への女性の登用は、あまり進んでいませんし、 女性の平均賃金は、男性と比較して、大変、低いのが現状です。 政治家に関しては、日本では、女性国会議員の割合は9.4%で、188カ国中の 103位とかなり低い順位です。ちなみに、スウェーデンは47%、フィンランドは 42%、オランダは39%、ドイツは32%、イギリスは20%、フランスは18%、アメ リカでは17%、タイでは12%、そして、インドが日本と同じくらいで9.1%となって います。 佐賀県の場合は、地方議員で、さらに女性議員の割合が低く、本当の男女共同 参画社会を実現するためには、今後、議員や管理職などの意思決定できる立場 に女性を増やすよう、改善していく必要があります。 また、主に女性がつく仕事、例えば、保育士、看護師、介護福祉士などの平均 賃金は、低く設定されがちであるという問題点もあります。さらに、女性はパート や臨時雇用が多く、勤務期間が短いため、一般の会社で働いても平均賃金が 低いのです。 今後、女性の能力や女性がしている仕事の本当の価値を、世の中はもっと評価し 認識していかなければならないと考えます。 なお、子育てと仕事を両立させることは、なかなか容易ではありません。そのた め、皆さまが、保育園や学童保育などを利用しながら、心配なく働くことのできる 社会環境や職場環境を整えていくことも課題だと思っています。
| 主に衆議院議員時代の活動::地元での活動 | 04:26 PM | comments (x) | trackback (x) |
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