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2011,09,16, Friday
上の図は、ICRPによる1Sv被曝した場合の癌死リスクの予測値であり、癌死リスクしかないが、発症して死亡していない人もいるので、発症リスクは、もっと高い。 そのため、少しでも内部被曝、外部被曝を防ぐための処置が必要だったのだが、政府は、パニックを防ぐという理由で情報隠匿の道を選び、マスメディアがこれに協力したため、国民には、個人の選択の前提としての正確な情報が伝えられなかった。 今後の問題は、原発事故の実態、放射能汚染の実態とその人体に対する影響の正確な開示が行われなければ、原発事故を原因として癌を発症した人に対する正確な診断や医療保障ができず、個人の体質や年齢のせいにされることである。 そのため、放射能汚染に関する正確な情報の開示、影響ある地域(ものすごく広い)での癌検診の充実、正確な診断と治療、被害者への適時の医療費保障が急務である。そして、これも原発のコストであることを認識すべきである。
| 内部被曝・低線量被曝::2011.7~2012.8 | 05:25 PM | comments (x) | trackback (x) |
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